株主の皆様には、日頃より当社の活動にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は2005年の創業以来、企業向けの空間シェアリングビジネスの先駆けとして、貸会議室や宿泊施設、レンタルオフィス、その他周辺サービスを展開し、事業規模とネットワークを拡大することで、新たな空間活用ビジネス市場を創出してまいりました。
対面による会議・研修需要は底堅く推移し、ホテル・宿泊研修事業においても高稼働が継続いたしました。加えて、インバウンド需要の回復・拡大を背景に、対面イベント市場の回復基調が一段と進み、当社グループの需要は総じて堅調に推移しております。このような事業環境のもと、2026年2月期の売上高は114,357百万円、営業利益は10,301百万円となり、いずれも過去最高を更新しました。
2026年2月期は、主力である貸会議室事業の成長を軸としながら、グループ戦略をさらに前進させた一年となりました。貸会議室事業においては、1万坪以上の出店を進め、事業基盤の着実な拡充を図りました。建築コストの上昇等を背景として新規物件の供給が限られ、オフィス空室率も低水準で推移するなか、当社はこれまで培ってきた仕入れ力を活かし、需要を見極めながら継続的に出店を推進してまいりました。また、ブライダル事業における基盤強化を目的として、エスクリ社を連結子会社化いたしました。さらに、ノバレーゼ社とエスクリ社の経営統合を主導し、両社は2026年4月1日付で「株式会社オンザページ」として新たな体制へ移行いたしました。これにより、グループとしての事業シナジーの創出と収益基盤の拡充を図ってまいりました。ホテル・宿泊研修事業においては、2026年2月期末時点で34施設(開業前を含む)を展開し、大分県別府市における当社初のPark-PFI事業「SHONIN PARK」の開業に加え、当社が運営するアパホテルの新規開業を進めるなど、今後のさらなる成長に向けた土台づくりを進めてまいりました。
2027年2月期におきましては、主軸である空間再生流通事業の競争力を一層高めるとともに、グループ各社の強みを活かした連携をさらに深めることで、収益力の向上と持続的な成長の両立を目指してまいります。変化する事業環境を的確に捉えながら、新たな価値を創造し、企業価値のさらなる向上に努めてまいります。
株主の皆様におかれましては、今後も一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2026年5月
代表取締役社長

