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1972年10月生まれ。大分県出身。
慶応義塾大学商学部を卒業後、伊藤忠商事株式会社入社。
為替証券部に在籍し、99年カブドットコム証券、2000年イーバンク銀行の
立ち上げプロジェクトに参画。
2005年8月株式会社ティーケーピーを設立し、代表取締役社長に就任。


「金融」「IT」と、2つの業界を経験してきた河野社長。その経歴はインターネットの発展とリンクしています。
「伊藤忠商事から、カブドットコム証券を立ち上げる際、インターネットとの出会いがあったんですね。当時は楽天やヤフーのオークションが出てきたばかり。安く買ったものがオークションで思わぬ価格になったりしていました。インターネットというのは地域ギャップやマーケットギャップといった、需要と供給のギャップをとれるマーケットなんだとそのときに気づきました」
また、決済や物流、そして集客の仕組みもITによって大きく改革されたことを実感した、といいます。
「金融からインターネット証券、インターネット銀行を経験して、その先を考えるようになりました。一般的に年功序列と言われている世界にまた戻ることはできましたが、40歳50歳にならないと上にはあがれないかもしれない。当時30台前半でしたから、先は長いですよね。それに仕事というものはお金だけではない、とも感じていました。やる気、モチベーションが湧くような仕事で、自分の力で何かできるものはないかと考えたところ、やはりインターネットを使うしかないという結論に至りました」
こうして、今まで培ってきた‘金融的な考え方’、そして‘ネットの集客力’という2つを駆使して事業を展開するため、ティーケーピーを設立することとなったのです。

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「会社を立ち上げる際、コアに考えていたのはまったく違うビジネスだった」と河野社長は語ります。ところが、3階建てで取り壊しの決まっているビルを借りたことがターニングポイントに。
「1階のレストランの立ち退きが終わればすぐ取り壊すから、既に立ち退きの終わっている2階と3階を借りないかと声を掛けていただき、安い値段で貸していただいたんですよ。3階部分を近くの工事現場事務所に貸したら、その賃貸料で2、3階分の家賃がまかなえました。さて、2階部分をどう使おうかと考えたとき、インターネットで集客して、会議室として回してみたらと思いついたんです。まずは遊び心で始めたんですよね」
料金は1時間5000円。月に100時間ほど利用があり、月50万円のキャッシュインとなりました。
「会社設立にあたって、小さくてもいいからキャッシュフローが回るエンジンを作って、それを大きくしようと考えていました。すぐにペイしていく貸し会議室ビジネスは非常に面白いし、可能性を感じたんです」
そして、採算のとれないスペース、または採算のとれない時間帯のスペースをウェブのサイトパワーを武器に生まれ変わらせる事業をスタート。需要と供給のマーケットギャップに着目したこのビジネスで、会社を成長させていきました。結果、事業は大成功。初年度から売上1.8億円をあげ黒字を達成するに至ります。
「仕入れた石ころをダイヤモンド価格で売れっていう会社が多いんですけど、逆なんですね。ダイヤモンドを石ころ価格で仕入れて、売る。高く売りつけようということは一切考えず、需要と供給にあった仕入れができていれば、お客様がインターネットで探して、申し込んできてくれるんです」
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眠っている空間をなんとかしたいという不動産オーナーと、会議室などのスペースを求めている人をマッチング。貸し会議室というオールドビジネスを見事に再生させた河野社長。
「古いビジネスは文化を創ってきたものだから、あえて壊す必要はないと思っています。私の得意分野はインターネットの集客力の世界とファイナンスを使い、オールドビジネスを1回シャッフルして、世の中に再デビュー、再構築させること。一つひとつのものが生まれ変わっていき、そこから利益が出たときは純粋に嬉しいですよね」
創造・改善・革命をモットーに、空間に着目したビジネスモデルを用いた事業がどんどん生まれていきます。
「1つ目が食べ物や飲み物を利用者に提供するケータリングビジネス。2つ目がセミナーや研修を支援するビジネス。研修を実現するために必要な“講師”“会場”“コンテンツ”などを提供していきます。そして、3つ目は最近取得した旅行業の免許を使った宿泊施設の手配などの事業ですね。移動や宿泊をワンストップでやってほしいという既存のお客様から多く寄せられている要望に応えます。この3本柱で、会社をより大きくしていきます」
ティーケーピーの挑戦は始まったばかり。今後もその快進撃が止まることはないでしょう。
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「新進気鋭」の精神を持って、世の中に鋭く突き進んでいく企業集団を目指しています。ビジネスにおいて大切なのは「大胆かつ慎重に」というスタンス。今後は新しい事業もいろいろ手がけていきたいと考えています。
当社では、不退転の覚悟でとれないリスクをとるようなことはしません。しかし、とれるリスクの場合、果敢に挑戦していきます。長期の運転資金はしっかり手元に置いたうえでビジネスをやるというのが私の信条。
核となっている事業がしっかりしているからこそ、新しいことに挑戦していけるんです。そういう環境下で、社員それぞれが自己実現に向けて頑張ってほしいし、一緒に会社自体を大きくしていきたいですね。当社は誰もが「一国一城の主」。入社直後から、全国に展開するビジネスセンターの責任者として、1人1拠点をお任せします。
また、今後はたくさんの子会社を作っていきたいと考えています。2008年7月、その第1弾として子会社を設立。入社1年半の26歳の社員が社長に就任しました。
チャレンジ精神旺盛な方や、将来は事業を興してみたいというみなさん、社会に影響力を及ぼす本物の会社を一緒に作っていきましょう!